青森市の東側にそびえる東岳(あずまだけ)!採石の名残はラピュタのロボット兵かも

東岳は青森市の東側に位置した低山で、昔は採石が行われていた場所です。青森市街から見ると、剥き出しの岩肌が特徴的です。そんな東岳の登山道には、採石の名残があり緑で覆われてしまっていて天空の城ラピュタに出てきそうな雰囲気がムンムンです。簡単な山なので初心者におすすめです。

東岳とは

▲東岳

東岳とはその名の通り、青森市の東側に位置した山で標高は684mあります。

青森市内の国道やバイパスから見える台形の形をした山で、昔は採石が行われていたため岩肌が剥き出しに見えている部分があります。

山頂まで行けますが、眺望がいいのが山頂手前の標高650mほどの場所にある展望所です。

山頂を目的地とせずに、ほとんどの人が展望所を目的地として登山しています。

東岳の駐車場

▲東岳の駐車場

東岳登山道へは、新青森県総合運動公園の脇にある道路を進みます。

車一台分しかない幅の道路で途中から舗装もなくなる道です。しばらく進むと、写真のような看板が出てきます。

駐車スペースには、およそ8台〜10台ほど止められます。

▲しばらくは林道

駐車場から登山道までは10分〜15分程度林道を歩きます。

登山道

▲登山道の始まり

林道を進むと、だんだんと道幅が狭くなり本格的な登山道に変わります。

ここからが東岳山頂へ向けて登山開始です。

▲ブナの森を進む

木漏れ日が美しいブナの森を進んでいきます。

岩場もなく気持ちよく歩ける登山道が続きます。

▲青森市街が見える

しばらく登ると、開けた場所にでます。

青森市街が見える景色のいい場所です。

個人的に東岳の登山道で好きな場所です。

採石していた名残

▲緑に覆われた残骸

登山道を歩いていると、採石していた名残を見られます。

タンクのようなものが分かりますね。緑に覆われていて元々なんだったのか分かりません。

天空の城ラピュタ見たいです。ロボット兵だったりして。

▲線路のあと

線路の跡もあります。

採石を運ぶトロッコの線路だったのでしょうか。

▲レンガの建物

レンガ造りの立派な建物も残っています。

屋根が抜け、中は散乱しているので何の建物だったのか分かりません。

でも、何だかわくわくしてきますよね。

山頂直下の急登

▲山頂まで600m

東岳は山頂直下が急登なんです。

あと600mから厳しい。

▲なかなかの急登

東岳は低山ですが、山頂直下はなかなかの急登です。

これを頑張って登ったら山頂です。

東岳山頂(展望所)

▲東岳展望所

登山道最終地点がこの場所、東岳展望所です。

標高は651mです。およそ八甲田山荘と同じくらいの標高です。

▲三角点もあり

三角点もあります。

せっかくなので、タッチしていきましょう。

▲山頂からの眺望

夏場は草木が生い茂っているので、山頂からの眺望はあまりよくありません。

途中にある展望所の方が、はっきりと青森市街が見られます。

良い眺望ではなくても、頑張って登ってきた景色はいいですね。

健脚の人なら、ここまで1時間半もあれば余裕で登頂できるでしょう。

ちなみに、東岳の本当の山頂684m地点には行くことができますが、道が不明瞭な場所もあります。

目印があるのでたどり着けると思いますが、無理しない方がいいです。

まとめ

東岳はその名の通り、青森市の東側に位置している低山です。大人から子供まで楽しめる山で、昔から親しまれています。

途中にある採石の名残は天空の城ラピュタのようで、わくわくします。

初心者でも登れる山なので、登山デビューだったり、家族で登山に向いています。

秋は涼しくなって登山には最適な季節となります。ぜひ出掛けてみてください。

紅葉のおすすめ記事はこちら

八甲田の紅葉の見頃はいつ?おすすめのタイミング

十和田湖・奥入瀬渓流の紅葉の見頃