神秘的な湖沼がいくつも見られる十二湖、「青池」は息を呑むほど美しい

青森県深浦町にある十二湖は、世界遺産白神山地のすぐそばにあり33もある湖沼の総称です。
中でも「青池」が最も有名であり、インクを垂らしたのではないかと思うほど自然なブルーに驚かされます。名水百選に選ばれている沸壷の池もおすすめです。トレッキング初心者でも気軽歩ける場所ですよ。

十二湖とは

十二湖は青森県深浦町にある33ものある湖沼の総称です。

名前の由来は、近くにある崩山の山頂から見下ろすと、12の湖沼が見えることから名付けられました。

遊歩道が整備され、トレッキング初心者でも気軽に歩けるように整備されています。

名水百選にもなっている圧倒的な透明度の「沸壷の池」

▲沸壷の池

沸壷の池(わきつぼのいけ)は十二湖随一の透明度があります。

湖底まではっきりと見えるほどの透明度で、木々の緑とエメラルドグリーンの沸壷の池がとても神秘的です。

▲沸壷の池から流れていく沢水

沸壷の池から流れ出る沢水はブナの林の中を流れていきます。

この沢の下で水が飲めます。

▲水飲み場

名水百選に選ばれている沸壷の池の水です。

冷たくて美味しい水です。飲みやすくて、かなり柔らかい印象です。

息を呑むほど美しい「青池」

▲青池

十二湖と言えば、青池というほど最も有名で美しい池です。

さほど大きな池ではありませんが、インクを垂らしたのではないかと思うほど澄んだブルーです。

▲光が差し込む青池

光が差し込むとより綺麗な姿になります。

おすすめの時期は6月です。新緑のエメラルドグリーンと青池のブルーが最も神秘的になる季節だからです。

この青池がなぜこれほどブルーに見えるのかは、さまざまな説がありますがきちんと解明されていません。

みなさんはなぜだと思いますか?

▲自然のブナ林

青池から階段を登るとブナ林の中を散歩できます。

整備された遊歩道で、世界遺産白神山地のブナ林をのんびりと歩けます。スニーカーでも問題ありませんよ。

その他おすすめスポット

十二湖ビジターセンター

▲十二湖ビジターセンター

大きな施設ではありませんが、十二湖周辺に関する展示がされています。

点在する湖沼のジオラマや、野鳥に関する展示など面白い内容ばかりです。

建物の前に数台分の駐車スペースがあるので、青池に行く前に立ち寄ることをおすすめします。

十二湖駅の青池ソフト

▲JR十二湖駅

国道101号線沿いのJR十二湖駅にちょっとした名物があります。

▲青池ソフト

青色をしたソフトクリームその名も、青池ソフトです。

色にびっくりしますが、なかなか美味しいです。ヨーグルトとラムネ風味で爽やか味のソフトクリームです。

トレッキングして疲れた体にちょうどいい甘さでおすすめです。

白神岳登山

白神岳への登山はかなりの健脚者向けです。

急いで歩いても往復10時間の行程なので、事前準備しっかりとして装備を整えていきましょう。

行った先には素晴らしい景色が広がっていますよ。

白神岳登山についてはこちら

まとめ

十二湖は世界遺産白神山地のすぐそばで、神秘的な「青池」を代表とする湖沼群です。

トレッキングコースが整備されていて、初心者でも安心して歩けるコースがたくさん設定されています。

森のにおいや雰囲気に癒されにお出かけして見てください。

十二湖について

問い合わせ:深浦町観光課 0173-74-2111

駐車場:有料駐車場あり