ベースレイヤー選びはレイヤリングの基本!上手に選んで汗冷えから守ろう

レイヤリングの基本であるベースレイヤーを紹介します。アウトドアで活動していれば、必ず汗はかいてしまいます。しかし、汗は体温を下げてしまう恐れがあるので上手に発散させることが重要です。ベースレイヤー選びを上手に行なって、楽しいアウトドア活動ができるようにしましょう。

レイヤリングの基本

レイヤリングについて簡単に説明すると、下着やシャツ、ジャケットなどを重ね着して気温に応じた服装を選ぶという意味です。

登山やバックカントリーにおいてレイヤリングがとても重要です。

人間は必ず汗をかきます。アウトドアで活動していれば、汗の量は多くなります。

汗は人間に生理的な反応で、体温の上昇を防ぐために発生するものですが、寒い環境での汗は汗冷えを招く原因となります。

汗冷えで体温が奪われると、同時に体力も奪われて最悪の場合行動不能に陥ってしまいます。

紅葉の季節は特に体が冷えやすい

これから秋を迎え、各地で紅葉シーズンとなります。登山するには最適な季節ですが、体が冷えやすい季節でもあります。

秋は1日の寒暖差が大きく、昼間汗をかくほど暑くても少し日が落ち始めると一気に気温が下がります。

ベースレイヤー選びはレイヤリングの中で最も重要だと言っても過言ではありません。

体を冷やさないようにベースレイヤーを上手に選びましょう。

ベースレイヤーとは

▲ノローナのベースレイヤー

ベースレイヤーとは、レイヤリングの中で最も下に着る服です。

汗冷えを予防する素材で作られていて、主にメリノウールという素材です。

汗を吸収しやすく、乾きやすい素材です。

▲ベースレイヤーのタイツ

シャツだけでなくタイツも必要です。

低山であればなくても問題ありませんが、八甲田などの高緯度にある山やアルプスなどの高山に行く場合は必要です。

バックカントリーの場合は必ず必要です。

ベースレイヤーのさらに下に着る

▲メッシュ構造のシャツ

ドライレイヤーだけでも汗を逃してくれるので十分ですが、大量に汗をかいた時はどうしてもシャツが皮膚にピタッとくっついて不快な思いをすることがあります。

ドライレイヤーの下にさらにもう一枚メッシュ生地のシャツを着ることで、その悩みから解消されます。

▲ちょっと透ける

アクリマのウールネットシャツはベースレイヤーの下に着るシャツとしては人気で、シーズン前に完売してしまうほどです。

アウトドアの行動中で汗をかきやすい人におすすめです。

ただ、メッシュ記事で肌が透けるのでちょっと恥ずかしいです。

ドライレイヤーという考え方

▲ドライレイヤー

ファイントラックはベースレイヤーの下に、ドライレイヤーという速乾のシャツを着ることを推奨しています。

ドライレイヤーは外からの水分を弾き、中からの水分を通すという高機能シャツです。

このシャツも先に紹介したアクリマのメッシュシャツと同様に、ベースレイヤーが皮膚にピタッとくっつくことを防いでくれます。

まとめ

ベースレイヤーはレイヤリングの中で最も重要な役割を持っていると言っても過言ではありません。

アウトドア活動において、汗冷えはできるだけ防ぎたいものです。

これから行く場所や天気などをきちんと調べた上で、最適な服装で楽しみましょう。

紅葉の八甲田は最高の景色ですよ。

八甲田のおすすめの紅葉はこちら

ガイド予約受け付けています

八甲田登山のガイド予約受付しています。

お問い合わせはこちらから