日本人の足形、幅広・甲高の人におすすめ!登山靴P.F.730使用レビュー

2019シーズンから登山靴をサポートしていただくことになったシリオ(SIRIO)を紹介します。 シリオの登山靴シリーズの中で3シーズンモデルに位置付けられているP.F.730です。 日本人の足型に合わせた登山靴のため、なかなか自分に合う登山靴が見つかれない人におすすめです。

シリオとは?

日本の国産ブランドで、幅広・甲高の日本人の足型にフィットさせた作りの登山靴メーカーです。開発を日本で行なっている一方、生産はイタリアで行なっているのが特徴です。足幅は3E,3E+,4E+の3モデルを用意しています。足の幅と長さを比率にした時に、10:4となれば3E+となります。 10:4より小さければ3E、10:4よりも大きければ4E+となります。欧米人に比べると幅広・甲高の日本人にとって合わせやすい登山靴になっているのでおすすめです。

特徴

・長所

日本人に合わせたサイズでフィット感がいい

・短所

ワンサイズ以上小さめを選んだ方がいい

シリオ(SIRIO)登山靴P.F.730のおすすめポイント

▲モデル:P.F.730 サイズ:24.5cm

シリオの中でも上位モデルに位置付けされているP.F.730です。 3シーズン対応のモデルで、トレッキングから本格的な登山まで対応できるモデルとなっています。

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▲つま先にはシリオ(SIRIO)のロゴ

登山靴には必須と言ってゴアテックス採用です。また、足首部分にはシューロックフックがついています。紐を締め上げていき、足首のあるフックでパチっと止めてしまえば緩むことがありません。ハイカットの登山靴を締め上げる際に、足首部分が締めづらいということがありません。先端部の赤色部はソールが硬くなっており、つま先でバランスを取らなければならない岩場でも安定してグリップします。

▲ヒール部分

セミワンタッチアイゼンに対応したモデルです。 また、かかと部分には3Dパッドが入っておりかかとの浮きを予防してくれます。靴擦れが起きやすい場所なのでしっかりとフィットするのが魅力です。

▲もちろんビブラムソール

登山靴ではゴアテックスと同じように外せないビブラムソール採用です。また、ソール張り替え可能なモデルとなっているのでヘタってきても安心ですね。

シリオ(SIRIO)登山靴P.F.730の履き心地

▲サイズ24.5cmを履いた

普段はサイズ25.5cmを使用していますが、シリオの登山靴では-0.5〜-1.0cmで選んだ方が良さそうです。甲高・幅広なので通常のサイズに足を入れると少し大きく感じるかもしれません。小さめで選んであげると、しっくりとくるフィット感です。ソールは固めなので、重い荷物を背負って登山する方や岩場歩きなど本格的な登山をする人におすすめと言えます。

▲残雪の上でも優れたグリップ力

試しに残雪の上を歩いてみました。傾斜が急でなければ、アイゼンなど必要がなくグリップ力は十分でした。足首は柔らかい作りなので、不安定な場所で足を踏み出す時も地面を蹴りだして歩けます。

シリオ(SIRIO)登山靴P.F.730のまとめ

日本人向けのシリオ(SIRIO)登山靴P.F.730を紹介しました。国産ブランドらしく、日本人に合わせた作りで納得のギアです。登山は歩行時間が長いため、登山靴は最も重要なギアと言っても過言ではありません。しっかりと自分の足に合った登山靴選びをしてください。シリオ(SIRIO)登山靴P.F.730は候補の一つになりますよ。