シリオのオールラウンド登山靴41Aはタイトフィットで最も扱いやすいモデル

日本人の足型に合わせて登山靴を作っているメーカーシリオのオールラウンドモデルを紹介します。5段階のレベルのうち、3と4段階に位置付けされるモデルで最も扱いやすいモデルと言えます。
林道や登山道だけでなく、岩場を歩くこともできる十分なグリップ力と硬すぎないソールの硬さなので初心者から中級者まで幅広い人おすすめです。

シリオの登山靴の分類

シリオの登山靴はレベルに合わせて5段階に分類されています。下から順に、

  • ウォーキング
  • トラベル
  • ライトトレッキング
  • トレッキング
  • マウンティニアリング

となっています。さらに、足幅に合わせて、

  • 3E
  • 3E+
  • 4E

という3段階に分かれています。

41Aはシリオ屈指のオールラウンドモデル

▲シリオのオールラウンドモデル41A

登山レベルに合わせて5段階に分けられている中で、41Aはライトトレッキングとトレッキングの2段階にまたがるオールラウンドモデルとなっています。

足幅は3Eとなっており、シリオのラインナップの中では唯一のタイトフィットモデルです。

トレッキングモデルよりも上のモデルには、P.F.730というモデルがあります。マウンティニアリングモデルと位置付けられており、本格的な登山やガイドなどにおすすめと言われています。

マウンティニアリングモデルP.F.730についてこちら

シリオ41Aのおすすめポイント

▲履いた状態

足を入れるとフィット感に驚きます。私の足は幅広、甲高というほどではないので足幅は3Eがぴったりです。

靴全体は硬すぎずに、足首周りが柔らかく可動する印象です。

サイズは24.5cmを履いています。

以前の記事でも紹介していますが、大きめに作られているので普段履いている靴よりも-0.5〜-1.0cmを目安に選びましょう。実際にショップで足を入れてサイズ感を確かめることをおすすめします。

▲登りでグリップが良い

ソールも同様に硬すぎないので、登りでのグリップがとても安心感があります。

マウンティニアリングモデルなどはソールが硬く、岩場歩きに対応したモデルとなっています。ソールが硬いと林道や整備された登山道が逆に歩きづらく感じる場合があります。

41Aは適度に柔らかいソールなので、登山道など歩きやすいです。

▲もちろんビブラムソール

ソールはもちろんビブラムソールとなっていて、張り替えもできるタイプです。

▲岩場歩きも可能

上位モデルよりは安定感が劣るかもしれませんが、41Aでも十分岩場歩き可能です。

ソールが少し柔らかめが好きな人は上位モデルよりも、41Aがおすすめです。適度な硬さのソールなので、岩場でもしっかり体重を支えられます。

▲オールラウンドが魅力な登山靴

オールラウンドモデルなので、岩場や登山道などさまざまな状況で安定して歩くことができます。

私が案内している八甲田山では、41Aが最もちょうど良いモデルと言えます。

まとめ

日本人の足に合った登山靴メーカーとして定評のあるシリオは登山レベルごとに5段階に分類していますが、その中でも最もオールラウンドのモデル41Aを紹介しました。

登山道歩きから岩場歩きまで対応しているので、幅広い登山に出かけられます。

また、シリオの中ではタイトフィットモデルとなっているのでフィット感を重視する人もおすすめと言えます。

登山靴を探している人の参考になると嬉しいです。お店などで試してみてくださいね。