紅葉の里山を歩く!浅虫温泉森林公園から行ける高森山へ
八甲田の紅葉が終わり落葉が始まると、青森市内など里山にも紅葉が訪れます。青森市内にはいくつも登山できる里山がありますが、浅虫温泉近くの高森山へ行ってきました。整備された登山道でとても歩きやすくのんびり散歩したり、家族でわいわい登ったりできる素敵な里山です。
浅虫温泉森林公園
浅虫温泉森林公園は、青森県営浅虫水族館に隣接している公園で林間歩道が約10kmにもなる広大な森林公園です。
遊歩道沿いには、東屋がいくつかあったり、高台に上がると陸奥湾展望所があったりと気軽に自然の中を歩ける素晴らしい場所です。
整備している林間歩道の総距離はきっと10kmどころではないでしょう。
あまり知られていない森林公園ですが、浅虫水族館に行ったことがある人であれば、
「あ〜!あそこ曲がった場所か!」
となる場所です。
登山道入り口
高森山への登山道は、浅虫温泉森林公園のテニスコート前にあります。
広い駐車場もあります。
駐車場のまわりには、詩が書かれている石碑がたくさん並んでいます。
その奥が遊歩道となっており、登山口になっています。
登山道はかなり広く整備されていて歩きやすいです。
きれいに色づいた紅葉の中歩いていきましょう。
高森山山頂までは、健脚な人なら1時間半で行けます。子供と一緒に遊びながらだと、2時間ほどでしょうか。
陸奥湾展望所からの景色が最高
歩き始めてまもなく陸奥湾展望所があります。
ここまでは、15分〜20分もあれば来れるので散歩気分で行ってもいいでしょう。
看板の先には長い階段があります。
長い階段を頑張って登ると、素晴らしい景色が広がります。
陸奥湾展望所からは、広い陸奥湾を遠くまで見渡すことができます。
春にカタクリの花が見られる湯の島も紅葉していますね。
奥に見えているのは津軽半島です。外ヶ浜町まで見えました。
さらに、岩木山まで見えました。この写真でどれが岩木山かわかりますか。
林道を抜けると本格的に登山開始
陸奥湾展望所をあとにすると、広い林道にでます。
この林道を登ってからが本格的な登山道になります。
本格的な登山道に入ってから、いきなり急登です。
高森山山頂までは尾根を歩いて行くルートになっていて、尾根にとりつくまでが急なんです。
見事な紅葉に感動しながら歩いていきます。
のんびりと歩いて紅葉を楽しみながら行くのが気持ちいいです。
森林浴の森100選というのに選出されている森だそうですよ。
山頂に到着
山頂直下に千手ブナと呼ばれる大きなブナの木があります。
これだけ大きいと樹齢は200年〜300年はあるのでしょうか。
大好きな八甲田の赤沼の森にも、立派なブナがたくさんありますが、このブナも立派です。
ブナがこんなに枝分かれして伸びて行くことは珍しいんですよ。
奥入瀬渓流の近くには日本一のブナもありますよ。
高森山山頂に到着です。標高は386mです。
山頂にはお参りできるほこらがあり、その前は広くなっているのでゆっくり休めます。
9時過ぎから登ってたくさん遊びながら11時過ぎに到着しました。
尾根歩きなので、アップダウンが多いです。
帰り道も素晴らしい紅葉の中を歩いて帰りました。
まとめ
浅虫温泉森林公園から行ける高森山は気軽に家族で登れる里山です。
青森市内には家族で登れる里山がたくさんあり、東岳や梵珠山などあります。
高森山は有名ではないですが、きちんと整備された登山道なので初心者や家族で楽しむのにおすすめです。
陸奥湾展望所に行くだけでも気持ちいいですよ。
使っている登山靴
Sirio(シリオ)からサポートしていただき使っている登山靴です。
ソールが硬すぎず里山から低山にはおすすめの登山靴です。