スノーボーダー必見!ストックの選び方!伸縮式のフリックロックがおすすめ

スノーボードでもストックが必要なんですか?バックカントリーでは必須なんです。ハイクアップのときはもちろんですが、斜度のないエリアの移動にとても便利です。そんなストックの選び方と使い方を紹介します。色んなタイプのストックがありまうが、伸縮式のフリックロックがおすすめです。

スノーボーダーでストックが必要?

▲ハイクアップで使う

ゲレンデを滑るスノーボーダーにストックは必要ありませんが、バックカントリーではストックが必須です。

ハイクアップするときには必ず必要です。ストックとスノシューを使って歩きます。

▲斜度がない場所での移動

バックカントリーでは斜度ない場所を移動することもあります。

そのたびに、スノーシューに履き替えて移動するのは面倒です。

そんなときは、ストックを使ってこいで進んでいきます。

▲体重をかけることも

ストックに体重をかけて漕ぎ出すこともあります。

バックカントリーでストックに求められるスペックは、丈夫なことがもっとも重要です。

そして、壊れにくいことです。

伸縮式のフリックロックとは

▲伸縮式のフリックロック

各登山メーカーやスキー・スノーボードメーカーからストックが販売されていますが、タイプがさまざまあります。

伸縮できるタイプとできないタイプ、折り畳めるタイプ、ロックの機構が違うタイプなどなどあります。

バックカントリースノーボードにおいては、3段の伸縮式のフリックロックがおすすめです。3段ポールなどと呼ばれることもあります。

理由は単純、丈夫で壊れにくいからです。

伸縮式フリックロックの使い方

ロックの外し方

▲ロックの外し方

フリックロックの外し方は、ロック部分に親指を当ててストックを回しましょう。

人差し指でロックを外そうとすると、硬くてなかなか外れませんが、このやり方なら簡単です。

グローブをつけたままでこの作業をできるようになりましょう。

長さを決める

▲メモリを見てロック

ストックを伸ばすときは、メモリを見て長さを決めます。

3段の伸縮ポールはフリックロックが2箇所ついています。2箇所ともメモリを見て伸ばします。

おすすめの長さは、身長-50cmくらいと言われています。

微調整はその日の雪の深さに合わせるといいです。

▲伸ばした状態

メモリを見て2箇所ロックしたら準備OKです。これで使用できる状態になりました。

たまにフリックロックのネジが緩んでいて、体重をかけると縮んでしまうことがあります。

ロックの強さをメンテナンスしてあげましょう。

わからないときは、ガイドに聞くのがいいですね。

使う時の注意点

バスケットの取り付け

▲バスケットは奥まで入れる

購入したときはバスケットが取り付けられていません。

自分でバスケットを取り付けなければいけませんが、注意があります。

必ず奥まで入れてください。

硬くて回りづらく途中で諦めたくなりますが、がんばりましょう。

奥まで入っていなかったことで、山の中でバスケットが取れてしまって紛失する人をたくさん見ました。

雪山でバスケットがついていないストックは、ただの棒ですからね。

使い終わったら

▲使ったら乾かす

ストックは使い終わったら必ず水分を拭いて、乾かしましょう。

なぜなら、水分が残ったままにしておくと、次回使った時に伸ばせなくなるからです。

水分が残った状態で、いきなり-10°以下の環境に持っていくとどうなるかわかりますよね。

凍ります。

-10°以下の環境の中で凍ったストックを伸ばすのは、とても大変です。たぶん一人では無理です。

日頃からメンテナンス、後片付けは大事です。

おすすめのストック

まとめ

バックカントリーではスノーボーダーもストックを使います。選び方や扱い方など、わからないときは周りの人やガイドに聞きましょう。

たくさんの種類があるストックですが、安価すぎるものはバックカントリーに不向きです。

登山メーカーの伸縮式フリックロックがおすすめなので、検討の材料にしてください。

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