紅葉の登山は寒い!おすすめの服装とレイヤリングを紹介
10月は日本の様々な場所で紅葉が見られる素晴らしい季節です。紅葉巡りで旅行に行くこともあるでしょう。紅葉の季節で気をつけなければいけないのが防寒対策です。市街地にいると分かりづらいですが、紅葉している場所は寒いんです。おすすめの服装やレイヤリングを紹介するので参考にしてくださいね。
紅葉の季節は寒い
10月は日本の山々で紅葉が見られる季節です。
紅葉を見に登山やハイキングなどに出かける人は多いです。
紅葉を見に行った時に、寒くて市街地との気温差に驚いた経験ありませんか?
普段、市街地で生活していると紅葉した山が冷え込んでいるイメージはなかなかしづらいと思います。
そこで、紅葉を見に行くときにどんな服装が良いのか紹介します。
ベースレイヤーを着る
ベースレイヤーってなに?という人はまずはこちらを読んでください。
ベースレイヤーはメリノウールなどの素材が一般的です。汗で濡れてもすぐ乾く素材です。
ユニクロなどのヒートテックでもいいの?という質問をよく受けます。
ダメではありませんが、汗が乾きにくいので汗冷えしやすいので、できれば避けた方が良いでしょう。
パンツ
夏山登山の時は暑さ対策で、薄手のパンツをおすすめしますが、秋は厚手のパンツをおすすめします。
夏用のパンツを使用する場合は、タイツを着ると良いでしょう。
フリースまたは厚手のシャツ
上半身は通気性が高いフリースがおすすめです。
登山ではほとんど歩いているので、汗をどんどん発散してくれる抜けがいいフリースが良いでしょう。
トレーナーなどのかぶる衣類でも良いですが、ジッパーやボタンで羽織れる衣類にしてください。
アウトドアでかぶる衣類の脱ぎ着はかなりめんどくさいので。
高機能なフリースじゃなくても、ネルシャツでもOKです。
ただ、フリースよりは汗や熱がこもりやすいので暑さ寒さの調整は敏感に行なった方が良いです。
ネルシャツなら、いわゆる登山ウェアではないおしゃれなものも多いので、最近はネルシャツを選ぶ人も多い気がします。
防寒着を忘れないで
紅葉シーズンの登山において、持ち物で大事なものが防寒着です。
雨具は必ず持っていくと思いますが、防寒着を忘れる人が意外と多いんです。
紅葉シーズンの登山は気温が一桁になることもあり、寒い日が多く条件によっては天気が雪になることもあります。
実際、八甲田では10月に入るといつ初雪が降ってもおかしくない気温になります。
私の経験ですが、10月上旬の紅葉真っ盛りのタイミングで標高1200m付近から猛吹雪にあったことがあるので。
登山用品のミッドレイヤーまたはインサレーションと呼ばれる装備を持っていきましょう。
ユニクロのウルトラライトダウンもおすすめです。
まとめ
秋は過ごしやすい気候となり、夏以上に外遊びに出かけたくなる季節です。
紅葉を見に出かけることもあると思います。
ただ、表題にも書いたように紅葉の季節は寒いです。服装選びを間違うと重大な事故につながるケースもあります。
防寒対策をしっかりと整えて、紅葉を見に出かけてくださいね。