Orb Clarity 使用レビュー

バックカントリーツアーで使用しているゴーグルを紹介します。
Orb Clarityです。
ほぼ毎日吹雪になる八甲田山において、視界の確保はとても重要です。
最大級に広いCarl Zeiss社製の明るいレンズは、滑りを一段階上と引き上げてくれます。

特徴

・長所

視野が広く、吹雪や曇天でも視認性が高い

・短所

球面タイプで人によっては顔にフィットしない

レビュー

▲大きなレンズで球面

横からみるとわかりやすいですね。
レンズがかなり球面になっています。好みが分かれるところではありますが、球面タイプなのでみづらいというのは個人的にはないです。

▲大きなレンズでミラー

正面から見ると大きさがわかると思います。
さらに、球面の大きなレンズなので写真を撮っている自分も映り込んでいる他、周りの景色まで入っていますね。
それだけ視界が広いレンズです。

▲夕方のゲレンデ

見え方の違いをしてみます。
夕方のゲレンデです。まだ日の光は届いていますが、なんとなく暗くなってきたかなという時間帯。

▲レンズをつけた状態

レンズをつけると細かな凹凸が見えるようになります。
日陰の部分は少し暗く潰れている印象ですね。

▲バックカントリーツアーでガスの中

ツアー中の光景も比較してみます。
裸眼であれば、ガスの中でいまいち雪の状態が見えづらいコンディションです。

▲よりコントラストがはっきり

ガスの中なので、遠景は変わらずですがコントラストがよりはっきりして斜度変化のラインが見えやすくなりました。
バックカントリーではゲレンデと違って、滑走しているときの一瞬一瞬の判断がシビアになります。
より見やすいレンズを見つけると、楽しさは広がりますね。

▲でかいスプレーをあげよう

見えやすい視界を確保して、バックカントリーを楽しみましょう。