霧雨降る春の八甲田、久しぶりの銅像ルートへ

スキーシーズンは終盤となって来ました。大型連休に入りましたが、寒気が入ってきて寒い八甲田となりました。霧雨が降るコンディションですが、ツアーへ出かけました。ロングルートではなく厳冬期によく使う銅像ルートに久しぶりに行ってみると、冷え込みのおかげでよく滑る雪を楽しめました。

霧雨降る春の八甲田

▲霧雨降るコンディション

天気予報では曇り予報でしたが、昨晩からの雨はしつこく残っていました。ザーザーと降るわけではなく、霧雨なのでツアーへ出かけました。
霧雨とはいえ濡れてしまうので、ロングルートではなく厳冬期によく行っている銅像ルートへ。

▲慎重に斜面を滑っていく

春になってから、毎日ロングルートへ出かけていて銅像ルートへ行くのは久しぶりです。斜面の状態がどうなっているのか、確かめながら慎重に滑っていきます。
雪のなくなっている場所もあるので、ルートファインディングが重要になってきます。

▲お客さんも続く

斜面の様子をお客さんに伝えたあとに、先頭ガイドが滑ったラインをなぞるようにお客さんも滑っていきます。寒気が入って冷え込んでいるおかげで雪はよく滑ります。

▲芽吹きを待つ森

雨に濡れながらも、よく滑る雪で一気に滑り降りてきました。もうすぐ芽吹きを迎える森です。
標高によっては、芽吹きが始まっている場所もありますが銅像ルートはこれからです。

▲帰り道も霧の中

帰り道も霧の中でした。みんな濡れてしまいましたが、よく滑る雪を楽しみました。
遭難防止ポールを設置している春スキーツアールートは、閉鎖となるルートが増えてきました。今回行った銅像ルートも閉鎖となっています。利用する前にロープウェイ山麓駅などで確認してから入山しましょう。

まとめ

霧雨降る中でしたが、よく滑る雪で楽しむことができました。ブナの芽吹きは標高が低い場所から始まってきていて、そろそろ八甲田山荘付近まで登ってきそうです。春の八甲田を楽しみに滑り納めにきてくださいね。