やはり特別な場所、前嶽ピーク！最高の斜面と広がる絶景
前嶽ピークは特別な場所です。気象や積雪状態などさまざまな条件が揃わないといけません。1月の八甲田でこんなに穏やかな日があるのかという、めったにない条件で行くことができました。最高の斜面と景色で参加したみんな感動していました。私にとっても何度もきても感動できる素晴らしい場所です。
特別な場所「前嶽ピーク」
八甲田のバックカントリーで定番ルートのひとつ銅像ルートがありますが、前嶽を回り込むルート取りが一般的です。
それには、理由があり気象や積雪状態などさまざまな条件が揃わないと前嶽ピークには行けないのです。
毎シーズン八甲田に通っている常連さんでも、前嶽ピークには行ったことがないという人もいます。
さらには、高田大岳に行くよりも前嶽ピークの方が嬉しいという人もいるほどです。
前嶽ピークへ向けてハイクアップ
厳冬期の八甲田は吹雪の毎日でほぼ視界がないことで有名です。
1月の八甲田でこんなにも穏やかなのは、シーズン中めったにありません。
特別な場所、前嶽ピークを目指して歩きましょう。
前嶽のピーク直下は急登です。
何回も折り返して、つづら折りで登っていきます。
山頂に到着！広がる絶景
前嶽ピークから登ってきた方向を振り返ると、ロープウェイの山頂駅や田茂萢岳が見えます。
眼下にはスノーモンスターと呼ばれる樹氷群が並びます。
こんな穏やかな状態で来ることはめったにない前嶽ピークに到着です。
みんなで記念撮影です。
最高の斜面へ！ドロップイン
前嶽ピークからはいくつか斜面を選ぶことができます。
もちろん、その日のコンディションや条件から最適な斜面を選択します。
今回は、北側の尾根を滑ります。
樹氷をよけて、一気にブナの林までノンストップ。
ピーク周辺は風が強く当たっていたのか、硬めな雪質でしたが、少し標高を下げると最高の雪でした。
乾いていて軽いパウダースノーでした。
前嶽ピークからのオープンバーンを一気に滑り降りたあとは、ブナの林をツリーランしてゴールへと向かいます。
参加したみなさんは、前嶽ピークからの興奮のままツリーランも楽しんでいました。
あっという間にゴールに到着して、最高としかいえないこの日の余韻にひたっていました。
まとめ
私にとっても前嶽ピークは特別な場所です。なかなか条件が揃わないと行くことができないし、斜面が楽しいですからね。
さらに広がる絶景に行くたびに感動します。八甲田の峰々や、遠くに広がる青森市街。
個人的に、未来へとつないでいきたい最高の景色のひとつです。
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