八甲田に虹が架かった!ローカルチェンジのメンバーは持ってるね〜
青森市を拠点に活動しているローカルチェンジのメンバーと紅葉の八甲田登山をしました。朝は快晴、昼から下り坂という天気でしたが、大岳山頂から鞍部にかかる虹を見ることができました。仙人岱や毛無岱の草紅葉とカエデは見頃となっていたので、寒くなる前の登山には最適ですよ。
ローカルチェンジとは
青森市の若手が発足した会社で、「青森をチャンスのある場所に変えていく」を目標として活動しています。
左から、カメラマンのShintaroさん、代表のRihoさん、マネージャーのMinyoさんです。
SNSの運用や映像の撮影などを事業としてやっているほか、飲食店の経営やネットを活用したライブコマースなども行っています。
今回の登山は、ローカルチェンジが新しい企画を考えているということで、一緒に八甲田を登山しました。
快晴のスタート
秋晴れで雲ひとつない快晴の朝です。
酸ヶ湯の駐車場から見る湯坂は紅葉までもう少しと言った感じです。
天気予報では、お昼から雨が降るということなので朝7時に集合です。
本当にお昼に雨が降るのだろうかと疑うほどの晴天です。
太陽がまぶしい登山道を進みます。
地獄沢の紅葉
地獄沢の紅葉はかなり進んでいます。
この場所は低木が多く、カエデ類が色づいています。
風が強いわりに、いつもよりも硫黄臭が強めに感じました。
ローカルチェンジの女子メンバー2人は人生初めての登山。
何もかもが初めてで、見る景色全て新鮮で感動していた様子。
地獄沢の紅葉を見て、「ふしぎ発見みたい!」と興奮していました。
でも、地獄沢の一本橋で少し緊張していました。揺れないから大丈夫だよ。
仙人岱の紅葉は見頃
仙人岱の紅葉は見頃です。
木道周辺は草紅葉で色づいていました。
相変わらず仙人岱の水場は、木枠の中からは湧いていません。
木枠の外から湧いているので、湧き出しポイントを見極めて水をくみます。
山頂へ!そして虹が架かった
初めての登山とは思えないほど元気に大岳ピークへたどり着きました。
スタートの時点では、体力に自身がないから不安なんて言ってましたが、全くへばることなく元気に記念撮影。
山頂にたどり着くと、天気予報通り少しずつ雲に覆われてきました。
風が強く雲がかかってきたので、早めに降りようかと歩き始めてすぐに、大岳と井戸岳の鞍部に虹がかかりました。
ガイドを続けてきて初めての光景です。
虹が出現していたのは3分くらいでしょうか。
この光景に私だけじゃなく、ローカルチェンジのメンバーも大興奮です。
標高1585mから見下ろす虹にカメラマンは連写しまくり。
虹を見て興奮したのか、ちょっと待ってくださいと言って何をするかと思えば、
「イェーーーイ!!!」と雄叫びをあげていました。
きっと素敵な写真が撮れたに違いありません。期待しましょう。
毛無岱の紅葉も見頃
天気予報は当たって、大岳ヒュッテから毛無岱までに雨が降り始めました。
すっかり雲に覆われてしまいました。
でも、毛無岱の紅葉は見頃でまたまたローカルチェンジのみんな大興奮です。
「青森にこんな綺麗な場所があったんだ!」と嬉しい言葉が。
若い人たちに、これを伝えたかったので本当に嬉しかった。
どんよりした中でもカエデの黄色が目立ちます。
ちょうど見頃と言っていいでしょう。
ゴール直前また晴れてきた
毛無岱を後にしてゴールへ向けて歩いていると、また晴れてきました。
天気予報では、午後ずっと雨となっていましたが、少し降っただけでまた晴れました。
やっぱりローカルチェンジのメンバーは持ってますね。
ローカルチェンジのみんなは最後まで足取り軽くゴールしました。
八甲田の良さを感じてくれて、みんな嬉しそうでした。このメンバーと登山できて、八甲田の良さを伝えられてガイドとしてとても嬉しいです。
またこのメンバーと遊びに行きたいですね。
まとめ
青森市を拠点に活動しているローカルチェンジのメンバーとの登山は、仙人岱や毛無岱の紅葉が見頃となっていて素敵な登山となりました。
ローカルチェンジでは、今回の登山を写真や文章を通じて発信していくそうです。
どんなものになるのか楽しみですね。
八甲田の紅葉は9月いっぱいが草紅葉、10月上旬がブナの紅葉です。
日本一とも呼ばれている八甲田の紅葉を見にきてください。