暖かくしなやかな操作性、Leather Wool使用レビュー

2021シーズンの厳冬期に使っているグローブを紹介します。HESTRA Leather Woolです。インナーが一体になっているグローブが多めですが、このモデルはインナーが外れるモデルです。インナーはウールなので多少の湿気があっても暖かさを維持してくれます。さらに、しなやかなレザーなので操作性がとても良いのが特徴です。

特徴

・長所
厳冬期の八甲田でも暖かい
操作性がよく細かい作業もしやすい

・短所
ベルクロがないので入り口が狭い
インナーウールの毛が抜ける

レビュー

▲Leather Wool カラーNt.Brown/L.Grey 甲側

外側は全てレザーを使用していて、インナーな取り外し可能なウールライナータイプのグローブです。
レザーも手の甲側と手のひら側で素材を使い分けていて、外側は牛皮革を使っています。また、人差し指にあるロゴはカッコよく刺繍になっています。

▲Leather Wool カラーNt.Brown/L.Grey 手のひら側

色合いはツートンとなっており、手の甲側がイエローで手のひら側はホワイトに近いグレーになっています。
手のひら側は山羊皮革が使われているので、耐久性と透湿性に優れています。

▲1シーズン使ってもかなり丈夫

1シーズン使って2シーズン目に突入したLeather Woolです。耐久性はかなり高く、傷はあまりないし破けることはありません。

▲手のひら側

手のひら側もほとんど傷がありません。ガイドの仕事をしていると手のひら側はスキーのエッジで傷つくことが多いのですが、ほとんどありません。

▲しなやかな皮革で握りやすい

Leather Woolはとてもしなやかな皮革なので、ストックなど握りやすく細かい作業もやりやすいです。

革製のグローブを購入して、手に馴染みやすくするためにたくさんレザーバームをつける人も多いと思いますが、このグローブはレザーバームいらずと言っても良いでしょう。

個人的な意見ですが、レザーバームはいりません。実際、一度も使っていません。使うと綺麗なグローブの色が変わってしまうのが嫌なんです。

▲インナーのウールライナー

インナーを取り外してできるのも大きな特徴のひとつです。
バックカントリーでは意外と手にも汗をかくので、インナーを洗濯して清潔にしておきたいものです。

HESTRAグローブの中ではインナーを取り外しできるタイプが多くありません。手に汗を書きやすいタイプの人にもおすすめです。

▲お気に入りのグローブです

数あるグローブの中でも一番と言っていいほどお気に入りのグローブです。
しなやかさはもちろん、インナーを取り外しできる点でも個人的に合っています。

▲一緒に滑りましょう

バックカントリーではギア選びも重要です。皆さんの参考になれば最高です。

わからないことは、直接僕らガイドに尋ねてみるのもいいでしょう。

OMNI GTX Full Leatherもチェック

定番のOMNI GTX Full Leatherも紹介しています。こちらもおすすめですが、インナーを取り外せないのが難点ですね。

OMNI GTX Full Leatherについてはこちら