アウトドア用ガスバーナーは使い勝手の良さが魅力!使い方から簡単なメンテナンスまで紹介
アウトドア用ガスバーナーは扱いやすく、出かけた先で簡単に火が使える優れものです。ガソリンバーナーと違って危険なこともほぼありません。使い方は説明しなくても問題ないと思いますが、使い方と点火できなくなった場合の対処を紹介しているので参考にしてみてください。
アウトドア用ガスバーナー
登山やキャンプなどのアウトドアに出かける時に、行った先でカップラーメンを食べたりコーヒーを飲んだりとお湯を沸かすのに便利なのがガスバーナーです。シングルバーナーやガスストーブとも呼ばれています。
ガソリンバーナーと違って点火方法は簡単だし、使い勝手がいいことが最大の魅力です。
ガソリンバーナーで必要なもの
ガスバーナーで必要なものはたったの2点です。
バーナーヘッドとガスカートリッジだけです。
組み立てから点火まで
ガスバーナーは一体型、分離型などいくつか種類はありますが使い方はほぼ一緒です。
バーナーヘッドをガスカートリッジに取り付けるだけで準備OKです。
ただ、ガス漏れがないようにしっかりと固定しましょう。
バーナーの点火部分です。オレンジ色の部分がガスのバルブで、赤色の部分が点火スイッチです。
点火する際は、ガスのバルブを開くとシューっというガスが出る音がします。
ガスが出る音がしたら、赤い点火スイッチを押すだけです。
環境によっては、点火スイッチで火がつかない場合があるのでガスバーナーを使う場合は念の為ライターを持っていた方がいいです。
火がついたら調理の準備OKです。
一体型はどうしても背が高くなり、重心が上になってしまうので調理する際はこぼさないように気をつけましょう。
ガスバーナーの良い点は火の強さを細かく変えられるところです。
オレンジ色のガスバルブを回して、簡単に火力の調節ができます。
バーナーとカートリッジのメーカー合わせた方がいいの?
よく質問されるのが、「バーナーヘッドとガスカートリッジのメーカーは合わせた方がいいですか?」という内容。
正論だけ言うなら、合わせた方がいいです。
しかし現在、規格が統一されてメーカーが違ってもバーナーヘッドとガスカートリッジは取り付けできるようになっています。
個人的にはメーカーを合わせなくてもいいと思います。
点火スイッチで火かつかなくった
よくあるトラブルの一つを紹介します。
点火スイッチを押しても火がつかなくなったというトラブルがよくあります。
ガスバーナーで点火する時は、ガスバルブを回してガスが噴出しているところに火花を散らせて点火しています。
点火スイッチで火がつかない場合は、点火スイッチの先端から火花が出ていないか、ガス噴出部とは違う方向に火花が出ています。
点火できない場合、暗い場所でバーナーヘッドだけを持って点火スイッチを押してみましょう。
正常な状態は写真のようにガス噴出部に火花が飛んでいます。
点火できない場合、この火花が出ていないか、ガス噴出部ではない場所に飛んでいる可能性があります。
火花がガス噴出部ではなく、鍋などを乗せるごとくに飛ぶことがあります。
写真の赤線部です。
ここに火花が飛んでも点火できないので、点火部先端をごとくから遠ざけてあげましょう。
このバーナーの場合であれば、中央部のネジを緩めてごとく部分を回せます。
寿命の場合もある
点火部の寿命の場合もあります。
点火部には圧電素子というものが使われていて、寿命はおよそ3万回と言われています。
全く火花が出ない場合は、寿命だと思われます。
ただ、3万回という数字はかなり大きく、ヘビースモーカーの人が電子ライターを使用して寿命が3年と言われているのでガスバーナーではなかなか辿りつかない数字です。
まとめ
アウトドア用ガスバーナーは取り扱いがしやすく、誰でも簡単に使うことができます。登山やキャンプで温かいものが欲しい時は必須のギアと言えます。
バーナーヘッドには点火スイッチがついているので、ライターなどなくても点火することができますが、たまに点火スイッチを押しても点火できない場合があるので必ずライターやマッチなどは持ち歩きましょう。
出かける前に点火できるかチェックするといいでしょう。
紹介したメンテナンス方法を試してみてください。