暖かくしなやかな操作性、Leather Wool使用レビュー
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_9567.jpg)
2021シーズンの厳冬期に使っているグローブを紹介します。HESTRA Leather Woolです。インナーが一体になっているグローブが多めですが、このモデルはインナーが外れるモデルです。インナーはウールなので多少の湿気があっても暖かさを維持してくれます。さらに、しなやかなレザーなので操作性がとても良いのが特徴です。
特徴
・長所
厳冬期の八甲田でも暖かい
操作性がよく細かい作業もしやすい
・短所
ベルクロがないので入り口が狭い
インナーウールの毛が抜ける
レビュー
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_6751-1024x768.jpg)
外側は全てレザーを使用していて、インナーな取り外し可能なウールライナータイプのグローブです。
レザーも手の甲側と手のひら側で素材を使い分けていて、外側は牛皮革を使っています。また、人差し指にあるロゴはカッコよく刺繍になっています。
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_6753-1024x768.jpg)
色合いはツートンとなっており、手の甲側がイエローで手のひら側はホワイトに近いグレーになっています。
手のひら側は山羊皮革が使われているので、耐久性と透湿性に優れています。
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_9420-1024x768.jpg)
1シーズン使って2シーズン目に突入したLeather Woolです。耐久性はかなり高く、傷はあまりないし破けることはありません。
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_9421-1024x768.jpg)
手のひら側もほとんど傷がありません。ガイドの仕事をしていると手のひら側はスキーのエッジで傷つくことが多いのですが、ほとんどありません。
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_6837-768x1024.jpg)
Leather Woolはとてもしなやかな皮革なので、ストックなど握りやすく細かい作業もやりやすいです。
革製のグローブを購入して、手に馴染みやすくするためにたくさんレザーバームをつける人も多いと思いますが、このグローブはレザーバームいらずと言っても良いでしょう。
個人的な意見ですが、レザーバームはいりません。実際、一度も使っていません。使うと綺麗なグローブの色が変わってしまうのが嫌なんです。
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_6883-1024x768.jpg)
インナーを取り外してできるのも大きな特徴のひとつです。
バックカントリーでは意外と手にも汗をかくので、インナーを洗濯して清潔にしておきたいものです。
HESTRAグローブの中ではインナーを取り外しできるタイプが多くありません。手に汗を書きやすいタイプの人にもおすすめです。
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_IMG_9567-1024x768.jpg)
数あるグローブの中でも一番と言っていいほどお気に入りのグローブです。
しなやかさはもちろん、インナーを取り外しできる点でも個人的に合っています。
![](https://take-cast.com/wp-content/uploads/2021/01/batch_DSC_6995_Original-1024x682.jpg)
バックカントリーではギア選びも重要です。皆さんの参考になれば最高です。
わからないことは、直接僕らガイドに尋ねてみるのもいいでしょう。
OMNI GTX Full Leatherもチェック
定番のOMNI GTX Full Leatherも紹介しています。こちらもおすすめですが、インナーを取り外せないのが難点ですね。