眺め最高!南八甲田、乗鞍岳
北八甲田に比べると、登山道があまり整備されていない道が多い南八甲田。藪漕ぎする場所も多いです。
そんな南八甲田の中でも、十和田湖や岩手山まで見える山があります。乗鞍岳です。
健脚者向けコースではありますが、山頂からの景色は絶景です。
眺め最高!南八甲田、乗鞍岳
南八甲田は北八甲田と比べて入山するお客さんの数が桁違いに少なく、登山道はあまり整備されていません。
入山する登山口もあまり知られていませんが、猿倉温泉の奥にあります。
雨の影響も少なからずありますが、南八甲田の登山道は大体いつもこんな感じでぬかるみが多いです。
入山する人は長靴の人もいますね。
ヤビツ萢という湿原にでました。
8月半ばだったので、キンコウカの花は終わり始めていました。これから草紅葉として色づいていくタイミングですね。
ここまで急登はなく、あまり高低差を感じずに歩いて来られます。
大きな沢にかかる橋で、水の量もなかなか。
乗鞍岳への分岐まで来ました。ここまででおよそ3時間です。
高低差はないもののぬかるみが多く登山道は泥だらけです。
そして、ここからが乗鞍岳へ続く難所の始まりです。
乗鞍岳の分岐から先は小沢をつめて行きます。
沢登り用の靴までは必要ありませんが、しっかり防水がきいた登山靴がおすすめです。または長靴ですね。
場所によっては、バシャっと歩きます。
整備されているわけではないので、こんな倒木があるのも当たり前なんです。
岩場なので、慎重にかわしましょう。
乗鞍岳の分岐からおよそ1時間半で山頂に到着です。
十和田湖やはるか遠くには岩手山まで見えています。
山頂から藪を漕ぐこと20分で別なビューポイントに到着です。
ここからの景色がまたすごいんです。
普段とは逆に北八甲田連邦が遠くに見えますね。
このビューポイントからは、眼下に黄瀬沼を見られます。
黄瀬沼は南八甲田の中でもさらに秘境となっていて、乗鞍岳以上の藪漕ぎをしてたどり着ける幻の沼です。
まとめ
今回の乗鞍岳までの往復山行は、休憩含めおよそ10時間の長丁場でした。体力的にもかなりしんどいルートです。
ただ、この景色は圧巻です。藪漕ぎなど大変なことを忘れます。
南八甲田は道が不明瞭は場所も多いので、知っている人やガイドと一緒の山行をおすすめします。