7月の八甲田登山はまさに花真っ盛り
雪解けの季節が過ぎ7月に入ると八甲田はさらに花々がたくさん開きます。
まさに花真っ盛りといった季節に突入です。
梅雨の合間をぬって登山に出かけましょう。
酸ヶ湯温泉〜仙人岱〜大岳〜毛無岱〜酸ヶ湯温泉
7月の八甲田登山はまさに花真っ盛り
6月の雪解けの季節を終えると、八甲田は一気に花たちが開きまた風景が変わります。
7月は雨が多く登山するには天気予報が気になるところですが、たくさんの花を見に行きましょう。
まずは、酸ヶ湯温泉から仙人岱に向かって出発です。
仙人岱へと続く大きな沢を地獄沢と呼んでいます。岩がゴロゴロしている場所で、途中は少し岩場を歩きます。
日によっては硫黄の匂いが濃くなる地獄沢です。
仙人岱へと続く登山にもたくさん花が咲いています。まず見つけたのは、ゴゼンタチバナです。
白い花びらが特徴的です。
たくさんの小さな花が集まってまん丸になるマルバシモツケは、仙人岱やその手前でたくさん見られます。
辰五郎清水と呼ばれる仙人岱の水場です。
設置されている升からはほとんど流れていません。登山地図には水場の表記がされていますが、あまり期待しない方が得策です。
雪がなくなった場所から次々に咲いていくヒナザクラは、仙人岱で群落となっています。小さく可憐な花に癒されますね。
綺麗な花々に癒されて、さあ大岳へ目指そうとすると雪渓が現れます。
危険な箇所ではありませんが、この場所は最後まで雪が残ります。
仙人岱から大岳へは、45分ほどですがこのルートで一番の急登です。
その急登の登山道沿いにはヨツバシオガマの大群落があります。
山頂までもうすぐの場所で元気をもらいましょう。
大岳山頂からの景色は圧巻です。大岳山頂からは青森県を一望できると言っても過言ではありません。
写真は青森市街方向を見ています。
ロープウェイがかかる田茂萢岳や前岳、その向こうが青森市街です。
大岳山頂からおよそ1時間半で毛無岱に下りて来られます。
7月はほわんほわんと開いたワタスゲが風に揺れて夏の始まりを感じさせます。
写真の奥に見えるのが田茂萢岳です。下りの進行方向右側に見えます。
以前の記事でもお伝えした下毛無岱のビュースポットからの景色です。
展望デッキを過ぎて小さな池塘がある場所です。
たくさんの花を見て来て疲れた体に最後の試練です。
怪我のないように、最後の坂を下りましょう。
まとめ
7月の八甲田はまさに花真っ盛りで、ブログなどではお伝えできないほどです。
雨が多い季節ではありますが、見頃の花がたくさん咲いています。
少し暑くなる季節なので、服装に注意しつつ花を楽しみましょう。