もやい結び(ボーラインノット)の結び方!簡単な覚え方あります

もやい結びは簡単な結び方ですが、とても強い結びでアウトドアシーンではとても役に立つ結び方です。ロープワークでは様々な結び方がありますが、全て覚える必要はなくもやい結びだけでも十分です。簡単な覚え方を紹介しているので、この機会に覚えておきましょう。

もやい結びとは

もやい結びは別名ボーラインノットと呼ばれている結び方で、アウトドアの基本的な結び方の一つです。

本来は船を繋ぎ止めておくときの結び方で、舫う(もやう)というところからもやい結びと呼ばれています。

結びが強いことから、キングオブノットと呼ばれるほど強固な結びです。

アウトドアで輪っかを作れると、テントやタープを張る時、物干しを作るときなど様々なシーンで役に立ちます。

ロープワークは難しく感じかもしれませんが、もやい結びは簡単でかつ強い結び方なので覚えておきましょう。

ツェルトを張るときにもやい結びで輪っかを作った

もやい結びの結び方

輪っかを作る

▲輪っか

ロープ元の方に輪っかを作ります。

この時に、輪っかがロープ端の方向に来るようにしましょう。

輪っかはロープ端に続く方が上、ロープ元に続く方が下にします。

覚え方「池がありました。」

輪っかを通す

▲輪っかにロープ端を通す

作った輪っかにロープ端を通します。

輪っかの下から通します。

覚え方「池からカエルがジャンプした」

ロープ元をくぐる

▲ロープ元をくぐる

ロープ元をくぐらせます。

覚え方「岸の枝をくぐったら」

もう一度輪っかを通す

▲もう一度輪っかを通す

もう一度輪っかを通ります。

初めは下から通しましたが、二度目は上から通します。

覚え方「池にジャンプして戻っていった」

ギュッと締めて完成

▲完成

ギュッと締めたら完成です。

止め結びをしたら完璧

▲止め結び

最後に止め結びをしておくと完璧です。

ロープに体を預けるわけではないので、必要ないかもしれませんが、結びの最後は必ず止め結びをしておくことをクセにしておくといいでしょう。

ロープが解けないようにします。

まとめ

アウトドア活動をしていると必ずと言っていいほど、ロープを使います。

ロープを使うときほとんどは輪っかを作ると思います。その輪っかの作り方の一つ、もやい結びは簡単でかつ強い結び方なので覚えておきましょう。

覚え方

1.池からカエルがジャンプした

2.岸の枝をくぐったら

3.池にジャンプして戻っていった

もやい結びを覚えて、テントやタープを張ってみましょう!少し自慢できるかもしれませんよ。

参考図書

私が読んだロープワークの本を紹介します。写真やイラストが多くとてもわかりやすいです。